May 11, 2005

3. 歯質

むし歯にかかわる要因として唾液とともに重要なのが
歯質の違いです。
 
簡単に言うと 
溶けやすい歯なのか、溶けにくい歯なのか
ということです。
 
 
  その前に少しだけ歯の構造を説明させてください。
 
  歯の表面から中心に向かって簡単に説明します。
 
  エナメル質 ・・・お口の中をのぞくと見える歯の表面をコーティング
     ↓      するように守っているのが一番硬いエナメル質です。
  セメント質 ・・・直接見ることはできませんが、歯の根の部分は
     ↓      エナメル質ではなくてセメント質で覆われています。
 
  象牙質   ・・・歯の本体のほとんどを占めるのが象牙質です。
     ↓ 
  歯髄     ・・・歯の中心には歯髄(しずい)といって血管や神経の 
             通る部分があります。
  
 
 
この中のエナメル質が溶けることからむし歯がはじまるわけですが
エナメル質の溶けやすさが大人の歯と子供の歯では違います
 
 
一般にエナメル質が溶け始めるのは *ph5.5〜5.7くらいだと
言われていますが、
乳歯生えてきたばかりの永久歯ではph5.7〜6.2くらいで溶け始めます。
(象牙質とセメント質もpH5.7〜6.2くらいです)
 
 *phとは・・・酸性かアルカリ性かを表すもので、0から14まであります
         小さいほど酸性が強く、 ph7が中性
         大きいほどアルカリ性が強いということです。
     
なんだか難しげですがつまり
乳歯や未熟な永久歯ではより弱い酸でもむし歯になる可能性が高い
ということです。
 
それに加えて乳歯はエナメル質がうすくて歯髄が大きいので
重症のむし歯になりやすいです。
 
未熟な永久歯では生えたての時にはエナメル質も未熟な状態です。
そして、その後エナメル質が成熟してつよくなっていきます。
 
 
この歯質の弱い時期は生理的なもので誰にでもあります
ですからこの時期は特に注意して、他のリスクを
できるだけ下げてやる必要がありますね。
 
乳幼児期は顎の中で永久歯が作られる時期でもあります。
ですから食生活も重要なポイントです。
 
また、フッ素の役割の一つに歯質の強化があります。
 
詳しくは随時アップしていきますね。
 
 
 
この要因に対する予防法  ・フッ素をつかう
                    ・栄養のとり方に注意する
 
 
 
 
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